2011年12月1日木曜日

個展 2011.11.8





ART BOTANIQUE BRUT

私は正式な美術、芸術というものの教育を受けてはいません。
そして、フランス人画家Jean Dubuffet氏が提唱した「Art Brut」(生の芸術)という言葉と出会い。植物または植物学に関するという意の「Botanique」を加えることで
私が植物と共に生きた表現、「ART BOTANIQUE BRUT」とさせて頂きました。




UNDER WORLD

今回の個展題目「UNDER WORLD」を構成する作品は主に「蠢く」というシリーズになります。
「蠢く」シリーズの制作開始は7年前にさかのぼり、元はコンテスト出展のための作品で名づけたのは、私の師匠である中家匠海になります。
春を待ち、地中で蠢く蟲 と いつか陽の目を見たいと願う私 を重ねたものです。
コンテストでは数多くの作品が並ぶ様子から、いつか私の作品だけで作り出す空間を表現したいという欲求が今回のギャラリー展示の構想へと繋がっていきます。
そして、今回の「UNDER WORLD」は人に認めとめて頂くものではなく、純粋な自己表現ただそれだけです。

「蠢く」のフォルムを飾るのは「シッサスオバータ」という植物。根の部分になります。

〈使用花材〉
シッサスオバータ
ケイトウ
もみ殻(炭)
カボチャ



MESSAGE

この個展を通じて少しでも植物アートの存在を知って頂けていたら光栄です。
私は日頃、花屋という職業で人から人へと気持ちを伝えるお手伝いをさせて頂いており、純粋な自己表現する数少ない機会が今回、設けることが出来たことを嬉しく思います。

初の個展開催に際し、一言私の感謝の気持ちをお伝えしたいと思います。
フローリストとして歩んできたこの10年間
お世話になり続けている窓花の中家ご夫妻と職場の仲間、友人たち、そして植物の魅力と出会えた事に感動を覚えております。
これから先も歩み続けることで、皆様の応援が続くことを願います。
                          
                                                    平野 弘明







Background musicKo-ji Kamimura
GraphicRyuichi Hisamoto


Special Thanks to・・・


Takumi Nakaya
Mitsue Nakaya
Masako Tanio
Shin Kawai
Ami Mitsuda
Hervé Blondeau
Hiroko Abe

Photo:Studio ZERO
協賛:誠文堂新光社 月刊フローリスト













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