2011年12月8日木曜日

月刊フローリスト1月号発売。

こんばんは。平野です。ブログで名乗るとき、ひぃひぃと名乗りそうです。癖です。

本日、ついに発売となりました。
月刊フローリスト1月号。
これより1年間、表紙の花を担当させて頂けるわけですが。。。




































編集部のみなさんに、あいつをレビュー2011で優勝させるんじゃなかった。
(表紙をやらせるんじゃなかった。)

と、思われないように表紙に「花を活けて行きたい」と誓うわけです。
もちろん専門誌なので業界の皆様にも楽しんで頂けるようにと。。。
あーこれが一番大変というか、もうプレッシャーの何物でもないですよね!
もう好きにやります!

前回、このブログに書きましたが
とりあえず得意でもないのにしてしまう徹夜作業の代物。

事前に『活け込み』という、お題とロケーションが野外 
たま川河川敷 ということもあって

----------------------------(まずは器の話)

活け込むならば、その空間に活け込まないとダメだろ!と
アレコレ考えたわけ。

はなっから花瓶やら なんやらに投げ入れることは考えても
やらないと決めていたわけで
じゃあどうする?って

本当は、たま川に花を活けたかった!!

やっぱり、場所ありきでしょ?その場所だからできることがある と
思ったんですけどね。
天候が読めない、水位が意外と深い、流れが速い、など等でNGだった訳です。
残念~
まぁ色々と届出的なものも有ったんだと思って素直にあきらめましたよ。。。

臨機応変も必要でしょう!

--------------------(それと同時に花材も考えてます)

花材の話ですけど

今回は新年初めの1月号 ということで
何を活けようか考えてて

松?予算足りんだろー

竹?ありきたりすぎるだろー

梅?咲いてねーだろー

空間も広いしね。。。
1月だしね。。。(撮影日11月2日)
な感じで悶々と。。。

そしてたら、なんかのタイミングで

椿よくね?

レビューの御褒美だし
一次作品で活けてるし
初心に戻るって感じでいいよね!で

椿!

とりあえず3~5mぐらいの椿が欲しかったのです。

名古屋から運ぶのが困難だったため
編集部の(と)さんに無理言って東京で用意してもらいました。
ワガママ聞いて頂けて感謝です。

それと椿を提供して頂いた 榎原園芸様 ありがとうございます!


このとき3パターン活け方を考えていて
もう後は実物見て。臨機応変!

------------------------------(実際はレビュー一次作品の再現でほぼ決まっていた)

なぜそのカタチにしたのか
ちゃんと訳がありまして

レビュー再現でひとつ。初心に帰る

もうひとつは流れ 川の流れ 風の流れ

そんなけです。

で出来たのが表紙に写っている作品。
表紙には写ってないけど たま川 流れてるんです!
当日は風も少しあって 椿が揺れて綺麗でした。

で後で思ったんですけど

本当の「活け込み」の定義って何でしょうね!?

今更感満載です。

そんなこんなで、青臭い若造ですが一年間よろしくお願いします。


つづく 



次回は「初の個展」の感想などでお送りできたらいいな! 

あと編集部さんのブログ→フローリスト編集部

2011年11月8日火曜日

個展初日!

こんばんは さすがに眠いです。
今回もお約束的に徹夜作業をしたわけですが
無事、個展初日を向かえる事ができました。

今日はさすがにお疲れです。
また、表紙撮影日記と並行して個展日記も進めたいと思います。

初日からたくさんの方にご来場いただきありがとうございました。
個人のわがままを形にしているわけですが
人に見ていただけるというのは本当に嬉しいですね。

今月の13日(日)まで開廊してますので、是非お立ち寄りください。

初個展。



Hiroaki Hirano Exhibition
ART BOTANIQUE BRUT『UNDER WORLD』



2011/11/8(Tue)-13(Sun)
11/8(Tue)-12(Sat).....11:00-19:00
11/13(Sun)..................11:00-17:00



アール ボタニック ブリュット ART BOTANIQUE BRUT
テーマ「UNDER WORLD」を表現した作品を指す言葉。
既存の芸術の流派や傾向・モードにとらわれることなく表現した作品のことをいう「ART BRUT」と
植物または植物学に関するという意の「Botanique」を組み合わせた造語である。





ギャラリー名芳洞
愛知県名古屋市錦1-20-12 伏見ビル地下1階
Tel:            052-222-2588      
地下鉄「伏見駅」より徒歩1分

Supported by
madka フラワーショップ窓花
DABA [Ko-Ji Kamimura][Hiroaki Hirano][Ryuichi Hisamoto]

協賛
誠文堂新光社 月刊フローリスト

2011年11月7日月曜日

表紙の撮影

こんばんは。
先週、東京へ撮影に行ってきました。

月刊フローリストの表紙の撮影です。
1月号から3月号分。

月曜日、お店の仕事を終わらせて夜、新幹線で東京へ
品川駅→大森駅へ移動があんなに楽だったとは
今まで改札を一度出ていたのが馬鹿らしく思えました(苦笑
大森駅に車で迎えに頂いて、そのまま太田市場へ

作業スペースを用意して頂きたいと編集部へ頼んだところ太田市場の一角をお借りできました。
はじめての太田市場そして徹夜で作業。
朝方1時間ぐらい目を閉じれた感じでしょうか・・・

そして7時にまた迎えに来て頂き、午前中のロケ現場、たま川へ
撮影まで時間が空いたのでトラックの荷台で仮眠
撮影が始まると
妙なテンションで予定よりも早く撮影終了。
この写真、楽しみ過ぎです!

つづく


追伸:写真もろもろはお見せできないのが残念。発売を楽しみにしてください!